試作・テスト品製作(建材塗装)のことご相談ください

実績紹介

弊社が創業以来手がけて来た一部の代表的な実績を紹介させて頂きます。
機密の関係から詳細な説明が出来ないものもありますのでご了承下さい。

現在は塗装の案件が多くなっていますが他の業務にも強みがありますので
こんなことは出来るのか」などはお気軽にお問い合わせください

建材へのUV塗装と鏡面仕上げ

 

~UV塗装はただ塗って光を当てればよいという物では無い~

大手建材メーカー様からの依頼でUV塗装した上で鏡面に仕上げる事が出来る
メーカーを探しているとご相談を頂きました。

硬度は3H以上で耐剥離性や耐摩耗性についても厳しい社内基準がありました。
塗装する用品はサイズは2m×1mもあり重量は80kgと取り回しが困難、
定期的に出るものでは無いため専用のラインを作成することは出来ず
製造コストについても高いハードルがある案件でした。

これだけのサイズがあると専用のラインでない限り均一に塗料を塗布して
ムラの無いようにUVを照射し硬化不足が無いように仕上げるのがとても困難になります。
また、下塗りに関しても塗料の選定を間違えるとUV塗装の硬度が発揮出来ないという
課題もあります。

~塗料メーカーの開発部門と相談しながらコストと品質をクリア~

弊社ではこれらの問題を大手素材メーカーの塗料開発部門や
前職の塗装ラインを開発する技術者と相談を重ねながら
基礎的な検証を行いノウハウを積み上げなら解決することで
コストと品質の両立を可能にしました。

採用に向けた試験は最終段階で早ければ今夏中に正式に採用される見通しです。

 

高級マンション向けのデザイン焼付塗装

~鏡面塗装による高級感と独創的なデザインの両立~

大手マンションデベロッパー様からのご相談で高級物件の内装の一部に、
部屋の売りとなる特徴的な仕上げを施したいとのお話を頂きました。
サイズや重量、形状的にも簡単な物ではありませんが一番の問題は
「売りとなるデザイン」つまりは独創的なアイディアの部分となりました。

シート張りの上にクリアと塗布することで独走的なデザインと高級感を両立する方法などの方法を
検討しましたが耐久性に問題があると判断して断念。
既存の「塗装」という手段でこの問題に取り組むことになりました。

~職人技と技術知識の組み合わせで唯一無二を実現~

この問題に対して弊社はカスタムバイクの焼付塗装の技術に着目しました。
基材である鉄板に直接模様を付ける技法で建材に採用されている事例は極わずか。
これであれば建材としての条件を満たしながら高級感と独創的なデザインを
デザインの整合のため数度のサンプル作成と打ち合わせを経る事で採用して頂く運びとなりました。

 

見た目が瞬時に変わる新技術を活用した建材の開発

~小ロット品や単品を作るにはメーカー探しが重要~

大手自動車部品メーカー様からの依頼の案件です。
あまり細かくは書けませんがメーカー様が開発している技術を用いた
新しい建材を作って欲しいとの相談でした。

ここで問題になるのが開発自体の難しさもさることながら
一緒に何かを作り上げていくための協力メーカー探しです。
大抵のメーカーは直接的にまとまった利益に繋がらない
小ロットや単品の仕事を受けるのは難しさがあります。

~元自動車メーカーの技術者という強みを活かして協力会社を紹介~

自動車の研究開発でもこの問題は起こります。
すぐに売り上げに繋がらない継続性の無い仕事はよほど大きな会社でない限りは
体力ばかり削られるものであり、会社を守るべき立場の人であれば難色を示すのは当然だと思います。

ただ一方でそう言った仕事を新たなビジネスチャンスと捉えて
協力してくれるメーカーがあることも確かな事です。
これは知っているか知っていないかの問題ですぐに見つけることはたやすいことではありません。

弊社が紹介した協力メーカーと技術供与を行いなら現在も開発が進行しています。

 

グラスや箸など食器へのデザイン塗装

~食器に使っても安全な塗装なのか?~

複数の会社から依頼を頂いた内容で、同じ課題のため一緒にご紹介させてもらいます。
グラスや箸、スプーン等にオリジナルの塗装を行いたいとのご相談でした。

ここで問題になるのが塗装は安全なのかどうか?
何の塗料を使えば安心して販売することが出来るのか?という事でした。
小さい子供が使うことも想定しなくてはいけませんし
直接口に含むものなので高い安全性が求められます。

~食品衛生法などの関係法規と塗料メーカーへの実績ヒアリング実施~

弊社ではご依頼された案件に対してただ言われたことをやるだけではありません。
従来から使われている技法だとしても再度独自に確認を行い

その為には耳の痛くなる事もお伝えしなくてはいけない事もありますが、それが顧客企業の利益に繋がると信じてそうさせて頂きます。

こちらの案件も現在、開発が進行中となっています。