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メラミン焼付塗装とは?-アクリルやウレタン塗装との違いやメリット・デメリットを解り易く解説

塗装
塗装 焼付塗装

こんにちはwithHOPEの塩原です。

今回はメラミン焼付塗装についてです。

焼付塗装とはよく聞くけどメラミン焼付塗装とは何なのでしょうか?

他の塗装方法と何が違うのかを中心に解説していきます。

メラミン焼付塗装とは

メラミン焼付塗装とは、「メラミン樹脂」を主成分とした塗料を塗装対象に塗布した後、乾燥炉やヒートガン等により加熱することで熱重合反応により硬度の高い塗装皮膜を得る塗装方法の事です。

熱を用いて塗料を乾燥させる「焼付塗装」の中でも、低い温度で硬化させられることから扱い易く一番多く使われる塗装方法で焼付塗装の代名詞の様なものとなります。。

ただし、紫外線に弱いため屋内用に使う事が多く建築の内装部材や、デスクなどの事務機器、工場の設備などに使われています。

メラミン焼付塗装の特徴

メラミン焼付塗装の特徴としては最も一般的な事もあり入手がしやすく安価であること、そして塗装作業が簡単で焼付温度も比較的低いことから扱いやすい塗装方法と言えます。

ただし、紫外線に当たると劣化してしまうため屋外での使用には向いていません。
そこを除けばとてもバランスの良い優れた塗装方法と言えます。

メラミン焼付塗装のメリットとデメリット

メラミン焼付塗装は際立ったメリットが無い反面、デメリットも少ないため扱いやすい塗料と言えます。

それが広く使われて最も一般的な焼付塗装と言われる所以です。

メリット

①塗膜を厚くしやすく高級感がある

塗料が付きやすく塗膜を厚くしやすいという特徴があります。
そのため光沢や艶のある外観となり高級感のある見た目を作り出すことができます。

②塗料が入手しやすく作業性も良いため安価

塗料の中でも良く出回っており比較的入手のし易い塗料といえます。
そのため価格は高く無く完成品自体のコストを抑えることが出来ます。

デメリット

①紫外線や雨に弱いため屋外では使えない

唯一と言っても良いくらいの欠点ですが太陽光に含まれる紫外線で劣化してしまいます。

長期に渡り紫外線を受ける事で白濁したり最悪は剥がれに繋がり素地の錆の原因になり耐用年数が短くなってしまいます。

メラミン焼付塗装の工程

一般的な焼付塗装の工程と同じになります。

下地処理としてアルコール等で脱脂と汚れ落としを行い、スプレーガンで塗布します。

季節や温度、湿度に合わせてシンナー等で希釈を行うと作業性が良くなります。

塗布が終わりましたら乾燥炉で焼付を行い塗料を硬化させます。

塗料の種類により異なりますが100~200℃で20~30分程度焼き付けたら完成です。

粉体塗装やアクリル塗装との違い

メラミン焼付塗装は対候性を除けば外観や価格面でも優れた塗装方法と言えます。

エポキシ粉体焼付塗装やフッ素樹脂粉体焼付塗装よりも外観が良く価格も安く出来ます。

ただし対候性という意味では両者に負けてしまいます。

外観 対候性価格 
メラミン焼付塗装×
アクリル焼付塗装
エポキシ粉体焼付塗装×
フッ素樹脂粉体焼付塗装

屋外で使いたい場合はアクリル塗装にする

メラミン焼付塗装は紫外線で劣化するため太陽光が当たる場所や屋外での使用には適しません。

白濁して劣化し最悪では剥離してしまい素地が錆てしまうなど不具合を起こしかねません。

そんな場合はアクリル焼付塗装をおすすめします。

自動販売機などにも使われていて紫外線で劣化しづらい塗装となります。

外観としても色の表現や透明度も良いので代替品としては申し分ないでしょう。

メラミン焼付塗装とウレタン塗装の違い

この質問は多いのですが硬化する原理がそもそも違います。

メラミン焼付塗装では硬化するために熱を必要としますが、
ウレタン塗装では熱は必要なく硬化剤との反応により硬化します。

硬化し終わった後の品質は両者あまり変わりません。
塗料の種類にもよりますが硬度や見た目はほぼ同等の仕上がりと言って良いでしょう。

最大の違いは乾燥して硬化するまでの時間です。
焼付塗装では研磨できる状態になるまでに20~30分で出来ますが、ウレタン塗装では数時間~1日かかってしまいます。

また、設備の問題としてウレタン塗装は必要無いのに対し、メラミン焼付塗装では乾燥炉やヒーターなどが必要になります。

まとめ

メラミン焼付塗装はとてもバランスの良い塗装方法で最も一般的に利用されているため価格も安く出来ます。先ずはこの塗装方法を選んで間違いないでしょう。

ただし、紫外線に弱く劣化してしまうためその際はアクリル系やフッ素系を検討する必要があります。

屋内での使用なら「メラミン焼付塗装」で、屋外での使用なら「アクリル焼付塗装」や他の塗装方法への変更を考えましょう。

 

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